・耐震補強と断熱リフォーム 5

南側の縁側はサッシがすべて取り払われて『がらんどう』。

古きよき時代の農家の風情・・・。

なんてのんきな事は言ってられません。


朝は、氷点下7度の寒さです。

障子一枚隔てた座敷では、子供たちが寝るんです。

受験生の勉強部屋もある。


でも、大したもんですね。

何も言わなくても、大工さんが仮にサッシを取り付けて帰ってくれました。

サッシを取り付けるためには、構造にも仮部材を取り付けなければならないんですが、「この寒いのにシートで養生ってわけにはいかんだろう」って、配慮してくれました。


構造用合板の内側もがらんどうです。

断熱材は後日ということで。

家の中が暖かくなるのは、まだ数日先のことになりそうです。


上下の画像を見比べると、壁の量の違いがはっきりと分かります。

南側に窓が広いのは明るくていいと思いますが、昔のつくりは必要以上に窓が広すぎます。

サッシが変わって窓が小さくなったように感じますが、すでに実施した断熱リフォームで現状と同じ広さにまでガラス面を減らしてあったので、明るさは変わりません。


窓が小さくなるといっても、家全体の(単純)開口率は41%あります。

一般的な住宅で25%、和風が30%前後と言われていますから、これでも十分すぎるほど広いんです。

元の開口率が63%もあったことのほうが、隔世の感があります。

本日の発電量 52.5kwh