・政治家の約束反故で責任のとり方 菅直人の場合

仮設住宅、5055戸未完成=首相の目標達成できず―国交省

 国土交通省は15日、東日本大震災の被災者に対する仮設住宅の整備状況を発表した。菅直人首相はお盆までに希望者全員が入居できるようにするとの目標を掲げていたが、必要戸数5万2358戸のうち、同日現在で完成したのは4万7303戸。5055戸は未完成で、首相の目標は達成できなかった。
 全戸を用意できなかったのは、宮城、福島両県。宮城は敷地選定や用地造成の遅れなどで、必要戸数2万2060戸のうち、2292戸が未完成。福島は民有地の契約手続きなどに時間がかかり、同1万6000戸のうち、2763戸の建設が間に合わなかった。両県とも9月中に全て完成する見通しだ。 =時事通信 8月15日=

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政治家として国民に約束が果たせなかったときには、政治家を辞すべきだろうね。
総理大臣を辞めることは規定路線なんだから、国会議員を辞めるのが筋。
ごめんなさいで居座り続けるのだろうけど、その結果、政治家の言葉の信頼性は無に帰する。

菅直人が総理大臣として成し得た最大の成果は、国民の政治不信、とりわけ総理大臣の権威を地に落としたことだ。
それが判っていれば、議員バッジを外して懺悔のお遍路に出かけるはずです。
元総理大臣の肩書きで永田町をうろつくのは止めて欲しい。