・民主党が信用ならぬ

民主機関誌でも「子ども手当存続」

 民主党は19日発行の機関誌「プレス民主」の最新号で、「『子ども手当』の存続が決定しました」との記事を掲載した。同党は手当存続を訴える支持者向けのビラを作成したが、自民、公明両党の反発で配布中止を決めたばかり。2011年度限りで廃止するとの3党合意をまたも軽視したといえそうだ。
 機関誌では「与野党協議の結果、子ども手当の廃止を回避した。恒久的な子ども手当の形が3党で合意された」と指摘し、旧児童手当時代よりも支給対象や支給額が増えていることを紹介した。3党が「必要な見直しを検討する」と合意した高校授業料無償化に関しても「野党も決して趣旨には反対しておらず、絶対に続けていくべきだ」とアピールしている。 =時事通信 8月19日=

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長野五区選出の衆院議員に、いい加減な国会議員の見本として加藤学というのがいるが、こいつならこのくらいのデタラメ通信を平気で出す。
しかし、これは政権与党の本部が出したものだから、問題の本質の根は深い。
口からでまかせで民主党支持者を引き止めようとしたのなら、政権党の地位にいる資格を失う。

野党が嘘をついているのか、与党が偽りを発しているのか、外からはわからないのでマスコミに取材に期待するしかない。
また、一部の執行部が独断で野党と談合して、与党の大多数がこれを由としていない場合も考えられる。
いずれにしても、政治不信を助長している。

無駄な予算を削減できないから、必要な給付をやめざるを得ない。
マニュフェストの見込みが甘かったのではなく、政権をとってから利権の甘みに酔いしれてしまったのだろう。
選挙には金が要るのだから、予算をつけた見返りに袖の下が膨らむとなれば、マニュフェストなどタダの紙切れ同然の認識しか持たなくなる。

長野五区のボンクラ国会議員である加藤学と同じ低レベルまで落ちてくる民主党の国会議員がゾロゾロといるかと思うと、菅総理が退陣しても政治が浄化されるとは思えませんね。