・絶滅危惧種がいる幸せ

最近、自宅の生態系の調査に凝っている。
主に植物と昆虫を対象にしている。
調査方法は、写真を撮ってフェイスブックのアルバムに投稿すると植物好きや虫好きの面々があれやこれやと同定(種を判定すること)してくれる。
さらに、生態調査の専門家や大学教授がお墨付きを与えてくれるので、間違いない。

自分ひとりで図鑑を眺めてコツコツと調査するのに比べると早いし正確。
さらに、写真がネット上にアルバムとして残ることで、そのまま図鑑として利用できる。
インターネットの便利さを痛感する。

大事なのは、同定に必要な情報が得られるように、できる限り詳細で鮮明な写真を撮ること。
植物は動かないからまだいいが、虫は逃げるし都合よく現れてくれない。
上の写真はウスバキトンボのメスだが、この写真だけでは不足で側面から撮ったものも不可欠。

運良く両方撮れればいいが、ダメなときはまたの出会いを待たなければならない。
知らない虫だと撮ったかどうかもよく判らないから、素人の調査は苦労の連続です。
でも、生態調査をすることによって無駄な農薬を使わなくて済むようになるし、絶滅が危惧されている稀少な生物がいることも判ったりする。

絶滅危惧種という超レアな虫が自分の家に庭にいるのは、嬉しいものですよ。