・杉本駒ヶ根市長の二期目は中原院政

昨日は駒ヶ根市長選挙でした。
無投票再選。
市民の関心もまったくない。

スルーするつもりでいましたが、周りが騒ぐので放っても置けません。

杉本選対の幹部が尋ねてきました。
市長選告示日の直前です。
要するに、杉本が支持するに値しないということです。

理由は、いっぱいあります。

・革新系としての面影がまったくなくなった。
後援会の重鎮がズラーっと自民党の政治家ですから。
次の衆院選で長野五区は自民党議席に返り咲くのが確定的だから、現政権の与党議員は無視するという判断。
誰が支援してくれたから市長になれたなんてことはすでに自分の中では清算が済んでいて、二期目の保身に最適な取り巻きに摩り替える。

・リーダーシップがない
4年前の当選の時から判っていたことじゃないですか。
人のふんどしで相撲をとることが、杉本幸治の唯一無二の特技。
難しい判断は市民を集めて責任転嫁。

これまで杉本姿勢を支えてきた支持者からは見限られても、自民党のバックアップを受けて君子豹変す。
典型的な官僚上がりの政治家の歩む道です。

だからでしょうか、無投票が確実視されていても選挙カーをしつらえて、選挙らしい態勢を整えていました。
遊説にはもちろんウグイス嬢を同伴して、「よろしくお願いします」の連呼。
必要なくてもやらなければ気がすまない、保守政治の悪いくせにはまってます。

これで数百万円の駒ヶ根市民の税金を無駄遣いしたという認識はない。

長野県庁の部長クラスは、かつて杉本が県の職員だった頃の部下に当たります。
しかし、押しなべて駒ヶ根市長への評価が低い。
はっきり行って相手にされていません。

土建屋との癒着で市の財政支出はゆがめられてしまっている。
談合も半ば公然と行われてしまっている。
財政再建だけでもやってくれれば、無能な市長でも駒ヶ根市の役に立つと思ってきましたが、いつの間にか名前を言ってはいけないあの人こと、中原正純の後継のポジションについてしまった。

中原院政の傀儡市長としての役割を明確にした二期目の杉本幸治には何の価値もないと、私が言うまでも無く杉本選対の幹部が愚痴をこぼしに来たのです。