・リーフで紀伊半島一周1200キロ(3) 三重日産松阪店→三重日産志摩店


日産リーフ 紀伊半島一周記録(3)

《一日目の行程》 2013年10月6日
自宅→尾張一宮PA→日産松阪店→日産志摩店→宿(紀伊長島) 

【三重日産 松阪店 → 三重日産 志摩店 編】
画像は三重日産志摩店近くの横山展望台

《コメント》
出発地の日産松阪店から次の充電地日産志摩店へは標高差で22メートルと高低差は少ないが、途中のパールロードに入ると170メートルを登って賢島で海抜ゼロメートルまで一気に下る。
松阪で充電後に航続可能距離は123キロと表示されたが、これからの行程は一般道だから電費が向上する反面、アップダウンは多少きつくなるので表示された距離相応になるのではないかと考えた。

充電前に表示されていた電費は9.5km/kwhだが、同程度で走行できると見込み、充電後に表示された航続可能距離123kmでルート検索した距離101kmを超えることができると想定した。

日曜日であったにもかかわらず車がまばらなのは、伊勢神宮外宮の「遷宮の儀」で市内に観光客が集まっているからかもしれません。
南下するほどに車の姿が少なくなって、思い通りに走れるから電費も上々。

夫婦岩や鳥羽展望台でたっぷりと時間をとったので経由地を一つ(大王崎灯台)削って走行距離に余裕が生じた。

急速充電を利用する日産の志摩店は入口を入ったすぐに急速充電器が設置されているのでわかりやすい。
車内の掲示物を拝見していたら従業員の複数がリーフオーナーであるとのことなのでお尋ねすると、いろいろと情報交換できました。

到着時のバッテリー残量は3目盛で、航続可能距離は37kmであった。
急速充電を開始すると充電率が39%と表示されたのでかなり余裕があった。

《考察》
走行後の航続可能距離は37km残っていたので走行距離87.4kmを加えて124kmとなり、走行前に想定した123kmとほぼ同じになり見込みは妥当だった。
経由地を一つ飛ばしたことでバッテリー残量(3目盛)に余裕が生じ、充電後の残量計が10目盛まで上昇した。
しかし、充電後に表示される航続可能距離は113kmと少ないのはおかしいが、直前に横山展望台の急こう配を上り下りしたことが影響していたのかもしれない。

リーフで示される航続可能距離は『直前の過去』を基本としているので、日常利用はよしとしても旅先などでは参考にならないことがある。
ソフトの開発が進んでナビと連動した『先の行程』を基本とする人工知能が採用されれば、リーフの魅力が倍増すると思うのだが。

《出発時》
・地名:三重日産 松阪店
・時刻:午前10時
・標高:4m
・電池目盛り 9/12 □□□■■■■■■■■■
・急速充電、充電率:89%
・航続可能距離:123km
・ルート検索距離:101km

《経由地》
・二見浦(夫婦岩二見興玉神社
パールロード(鳥羽展望台)
・賢島(英虞湾クルージング)
・横山展望台

《走行データ》
・走行距離:87.4km
・走行時速:法定速度+10km/hくらい(ECOモード)
・標高差:22m、最大標高差:147m 


《到着時》
・地名:三重日産 志摩店
・時刻:午後4時
・標高:26m
・電池目盛り 3/12 □□□□□□□□□■■■
・航続可能距離:37km
・バッテリー残量:39%
・電費:9.4km/kwh

《充電後》
・電池目盛り 10/12 □□■■■■■■■■■■
・急速充電:89%
・充電量:9.5kwh
・航続可能距離:113km
※実電費:9.2km/kwh


カーウィングスデータ》
・走行距離:85.4km
・電力使用量6.0kwh、消費量:10.4kwh、回生発電量4.5kwh
・電費:14.2km/kwh

※注記
・実電費=走行距離/充電電力量
・充電%ならびにバッテリー残量=急速充電器表示