・バッテリーを消費しないタイマーエアコンの使い方


リーフにはタイマーエアコンという便利な機能がありますが、気温が低いとメインバッテリーの電力をかなり消費してしまう場合がある。
あれこれバッテリーの消費が少なくなる方法を試してしますが、現時点での最善は下記の通り。

1.スマホまたはPCからエアコンをタイマー予約する。
2.エアコンの始動時刻5分前にスマホまたはPCから充電を開始する。

この方法だと、エアコンを停止した時のバッテリーの消費はほとんどありません。


今朝(気温:氷点下9度)の実験では、

《昨夜》
・エアコンをAM7:00にタイマー予約(スマホ
・バッテリーの充電状態 15.5kWh、200GIDs 

《今朝》
・AM6:55 充電開始(スマホ
・AM7:00 エアコン起動(タイマー)
・AM7:11 充電、エアコン停止(走行)
・エアコン停止時の状態 15.4kWh、199GID

気温が低かったので10分間ほどでは車内が十分に暖かくなっていませんが、時間を長くすれば解決します。
初期の10分程度でヒーターの初期加熱(4kW)はできているので、時間を長くしてもケーブルからの電力(2.8kW)の範囲に収まり、バッテリーからの消費はほとんどないと考えられます。

車体のタイマーエアコンを使えば毎朝のスマホからの操作は不要ですが、数キロワットもバッテリーから消費してしまうので航続距離が短くなってしまいます。
その結果として、充電回数も増えてしまう。

短時間の充電がバッテリーに与える影響は回生ブレーキ充電と同程度でほとんど無視できると思いますが、念のために日産に確認しています。

バッテリーを消費せずにタイマーエアコンを設定できるように日産にはお願いしていますが、既存車に反映される見込みは低いので、寒さが厳しい間はひと手間かけてバッテリーを効率よく使いたいと思います。