初冬の比叡山、大原の旅1 奥琵琶湖〜比叡山

12月12日(金)から二泊三日で奥琵琶湖から比叡山銀閣寺、大原を巡ってきました。
真冬並みの寒波ですが、リーフでのんびりドライブできました。

寒いとEVで出かける人が少なくなりますね。
走行中、リーフはもちろんEVを一台も見かけませんでした。

着膨れしたり、暖房を我慢するのがEVの遠出だと悪い印象を持たれるのは心外なので、効率よく快適にドライブするための充電レポートは、こちら→初冬の比叡山、大原の旅 充電レポート


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仕事の都合で金曜日は午後出発。
宿の夕食に間に合うよう、高速道路を主に走ります。
全線高速道路だと二回の経路充電が必要になるが、EVSP会員はSAの急速充電器が500円だし、三菱が無料充電カードを配っているから混んでいると予想して、IC最寄りの日産で充電する計画を立てました。

レストランのオーダーストップを過ぎるとホテルの夕食をふいにしてしまうので、充電待ちのリスクが最小になるように経路充電場所を選択しました。
多治見ICと長浜で充電して、奥琵琶湖の宿へ急ぎます。
幸い、充電待ちが無く、予定した時刻に到着。

壁一面が大開口の窓になって琵琶湖が望める景色の良い部屋です。
雲間からの日の出とともに起床しました。

朝食はお決まりのバイキングですが、昨夜はレストランの外が真っ暗で見えませんでしたが、今朝あらためて訪れると琵琶湖と一体となっています。

窓辺に、この景色の中での朝食が美味しくないわけがありません。

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お腹も景色も満腹になったところで世界遺産比叡山に向かいます。
「晴れ時々曇りところにより雨または雪」という何でもありの天候ですが、琵琶湖沿いの道は行きかう車も少なく快適なドライブです。

比叡山三塔の一つ、横川から入山しました。
三塔の中では一番ひっそりとしているという前評判でしたが、駐車場に車が数台。
人と行き会うことがほとんどありません。

横川中堂

昭和46年に再興された建物で、土台が木組みじゃなくて鉄筋コンクリートだったところが興ざめでした。

根本如法塔

スロープが凍結して滑る!
塔の回廊まで立ち入れるようになっていました。

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比叡山西塔に移動します。
こちらも横川に劣らず人影が無い。
なんと、拝観受付が閉まってました!(もちろん拝観時間内ですよ。)

浄土院

京都のお寺はどこへ行っても石庭が見事です。

にない堂

向かって右側の法華堂と左側の常行堂が渡り廊下で結ばれていて、この渡り廊下を「にない棒」に見立て武蔵坊弁慶が肩で担ぎ上げたという逸話から「にない堂」と呼ばれているようです。

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比叡山東塔に移動します。
かなり観光化されていますが、駐車場には就学旅行のバスが目立ったくらいで、乗用車はまばらでした。

根本中堂

世界遺産に指定されている比叡山延暦寺の総本堂に位置する根本中堂ですが、内陣では毎日国の安泰と国民の繁栄を祈って、護摩が修せられ、宝前には有名な「不滅の法灯」が輝きつづけていました。

鐘楼

ゆく年くる年で聞きなれた鐘の音です。
一回50円。

鶴喜そば

お昼は比叡山延暦寺ご用達手打ち蕎麦。
地下にあるので、看板を見落とすと店を見つけられません。

菊のご紋

東塔を紹介するブログなどで良く見かける黒塗りのトヨタ車。
菊のご紋が付いていますが、延暦寺高僧の専用車のようです。(寺の専用車なのでナンバーをぼかしてません)

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寒い冬の京都は、じっくりと散策するには最適です。
人混みに遭遇することなく、4時間かけて比叡山延暦寺を巡り尽くせました。

つづく。