30分充電の無駄を検証

彦根まで400kmを往復した時のこと、帰りの恵那峡SAは冬のEVにとって鬼門だからたっぷりと充電したくなる。
だが、阿智PAに急速充電器が設置されたことで充電環境は劇的に改善した。

ところが、充電環境の特性を理解できないと充電に無駄な時間を浪費し、他のEVにも迷惑をかけてしまう。
その一例が今回のグラフ。

恵那峡SAでSOC40%から30分きっちり充電しても8kWhに満たないが、恵那峡SAでSOC30%から20分、次の阿智PAで10分の合計30分だと13kWh以上充電できる。
その差は5kWh以上。

同じ充電量なら15分も充電時間が短くできる。
恵那峡SAで10分、阿智PAで5分充電すると恵那峡SAで30分粘ったと同じだけ充電できる。
自分も早いし、充電待ちが短くなり他車の時間も短縮できる。

夏と冬で代表的な車種の消費電力例を掲示して欲しいと要望している理由はここにある。
残念ながらNEXCOは理解を示さない。
高速道路を利用するEVの利便性向上に寄与するはずなのだが。