関東一周千キロの旅 三日目1/3(水戸)

寒い冬は暖かいところに行こう!
ということで、関東平野を一周してきました。の第三回の1/3

三日目は観光名所めぐりです。
盛りだくさんなので三回に分けます。

一ヵ所目は偕楽園
ご存じ、日本三名園の一つです。

早朝に車に荷物を積み込んで、ホテルのレストランが開く6:30に朝ご飯をいただきます。
気温は0℃だから信州の朝と比べたら温かいんですが、路面は凍り付いてツルツル状態。
偕楽園は7時から開門しているものの、駐車場はガラガラでした。

偕楽園 南門

正岡子規の句碑が目に留まる。
梅の時期だと人混みでごった返してゆっくりと園内を散策できないが、凍てつく寒さの中だと訪れる人影もなく庭園そのものが楽しめます。

正岡子規の句碑

朝日が差し込む前の庭園は霜が降りて一面真っ白。
新しい足跡を残して歩く心地よさ。

好文亭 前の階段

あとひと月ほどすると梅に彩られるのでしょうが、
今はまだ梅の木は蕾も小さく、枯れ木のような静けさです。

梅林

入園したのが好文亭の雨戸が開く前で、退園するのが開いた後でした。
屋根や木々の色合いが異なり、
こうした名園は、時間の移ろいを楽しむのも一興ですね。

好文亭 7:00

好文亭 8:30

井筒は茨城県常陸太田市真弓山から採掘した水戸藩領の特産物の大理石(寒水石)です。
白く硬い大理石と柔らかい黒い部分が縞模様になって、水の浸食により縞の部分が溝になり時の経過とともに変化していきます。
一定の期間で取り替えられ、現在のものは4代目のようです。

吐玉泉

吐玉泉、太郎杉と下って行くと、西門と東門の間に庭園が広がっています。
梅の偕楽園とは趣が異なりますが、落ち着いた佇まい。

太郎杉下の庭園

桜山駐車場への道すがらも心地よく散策できました。

梅桜橋手前の庭園

茨城を北上して、袋田の滝に続く。