電気自動車がガソリン車より環境に優しいとは限らない!?

リーフはゼロエミッションが売りです。

しかし、宣伝のためのスローガンであって実際はハイブリッド車よりも多少は減エミッションな程度。
火力発電所の電力を充電すれば排ガスを出していることになるし、近く再起動が見込まれる原発につながれば「原発反対」が上辺だけになってしまう。

こんな記事がありました。
「電気自動車が、必ずしもガソリン車より環境に優しいとは限らない!?」


電源の選択によってはEVが環境に負担をかける自動車という立場になり得るということだ。
電力の自由化を見据えて、充電する電気の由来を気にする時期が来ると思う。


先日、ぐるっと山陽山陰1800キロに出かけて、各地の充電器を調査してきました。
ほとんどの充電器は商用電源を利用していますが、中には自前で発電しているものもあった。

一つが道の駅 シーサイド高浜。
5kWの太陽光発電と32kWh のリチウムイオン電池を組み合わせたハイブリッド型。
晴天の日中に利用すれば、完全なゼロエミッション走行です。


福井県は先進的な取り組みに優れています。
道の駅 「若狭おばま」は少し小型で、3.5kWの太陽光発電と7.2kWh のリチウムイオン電池を組み合わせでした。


今回の調査からは漏れましたが、福井は他にも「道の駅 名田庄」に200Wの太陽光と1kWhの蓄電池というミニサイズのハイブリッドもどきもあります。


各地には風力発電と組み合わせたものなど、再生可能エネルギーとEV充電の組み合わせは、これから益々拡充していくと見込まれます。
充電器が整備され、選べる環境が整えば、電源で充電器を選択するようになると思います。


そうなれば、「電気自動車はガソリン車よりも環境にやさしい」と言い切れるようになる。