美ヶ原へ天空のEVドライブ報告2/2

−−−−−−−−−−美ヶ原高原美術館−−−−−−−−−−
10月4日午後
宿に寄って美ヶ原高原美術館のチケットを受け取ってから3時間たっぷりと鑑賞しました。

とにかく広い!
すべての作品を鑑賞するためには何キロ歩くんだろうか・・・。

地元の隣接市の子供たちの作品も展示してありました。

個性的な造形をした展示物が350点

次第に雲海に囲まれ、雲上の美術館に変貌しました。

作品が自然と調和して壮大なスケール感。

「風の軌跡」のタイトルにふさわしい飛行機雲の演出

奥さんは30年前に訪れた時に印象に残った作品を探し当ててご満悦でした。
時を経て作品のいくつかは撤去されてしまったようで見つかりませんでした。

道の駅の駐車場では同じ車がずらりと並んでいました。
86かな?
リーフが多数で集まると充電渋滞を引き起こして迷惑をかけますが、ガソリン車だとガソリンスタンド渋滞の心配は少ないですが爆音がうるさいですね。

※リーフがオフ会などで多数集まる時には参加者は「オフ会参加者」を明示して、一般車に充電器を優先利用していただく配慮が必要ですね。

−−−−−−−−−−牛臥山−−−−−−−−−−

閉館まで美術館にいたら日没が迫って来ました。
雲海に沈む夕日を見ようと急いで牛臥山に上りました。

日没前に雲海の上に出ました。

大地も夕日に赤く染まりました。

眼前に広がる大パノラマ。

電波塔が夕日に浮かび上がって幻想的。

−−−−−−−−−−山本小屋−−−−−−−−−−

美ヶ原は地元にあるから日帰りが基本ですが、たまには山頂に泊まってみようと山本小屋へ。
山小屋だと思っていたらとんでもない。
夕食は食べきれないボリュームだし、美味しい!
予想を見事に裏切られました。

食後はオーナーによるスライド上映会。
美ヶ原の裏話は拝聴する価値があります。

10月5日

翌朝は、マイクロバスで王ヶ頭。王ヶ鼻へ朝飯前散策のサービスがありました。
残念ながら濃霧・・・。

山は見えなくてもオーナーが植生や地質の知識を披露してくれるので、霧でも出かけた価値がありました。

宿に帰ると朝食です。
卵が二個!
熱々のパンとスープ、牛乳はおかわり自由。
朝から満腹です。

山本小屋で働くスタッフはネパール人もいて、彼らは数日後には帰国してエベレストの山岳ガイドに従事するようです。
三浦雄一郎を背負って登頂させた有名なシェルパもいて、ここのオーナーの山岳活動の奥深さに驚嘆しました。

−−−−−−−−−−−高ボッチ高原−−−−−−−−−

松本市役所で充電して、高ボッチ高原に上りました。
一気に千メートルの標高差を駆け上がるので電費は3を切りますが、70%も充電してあれば十分です。


るるぶが選ぶマウンテンビューベスト5のアルプス連峰パノラマ展望台

ついさっきまでいた美ヶ原も眼前に見えますが、霧の中です。
移動して大正解。

山頂への「山道」は刈り草を敷き詰めてあって、草の香りがしていました。

山本小屋で作らせてもらったおにぎりとスーパーで買った食材で山頂の昼食。
食後は昼寝。

高ボッチ高原に上る前に靴屋さんをはしごして、奥さんの靴選びに付き合いました。

−−−−−−−−−−諏訪大社−−−−−−−−−−
まっすぐ帰るには時間の余裕があるから諏訪大社へ参拝しました。
下社を春宮から秋宮の順に廻ります。

立派なしめ縄が奉納された神楽殿

御柱は来年が建御柱の年になります。

秋宮の周辺は春宮に比べて商業化されてちょっと賑やか。

手水に温泉が出ることを知らずにビックリ。

[竜の手水舎]

楽殿は秋宮の方が大きく感じましたが実際はどうなんだろう。

−−−−−−−−−−走行記録−−−−−−−−−−
距離:234km
積算標高:4,600m
消費電力:28.1kWh
平均電費:8.3km/kWh

−−−−−−−−−−充電情報−−−−−−−−−−
都心からの場合は、中央高速を茅野(諏訪)で下りて、残量が40%を下回っていれば70%以上まで充電。
白樺湖畔のすずらんの湯か車山で70%まで補充電すれば、美ヶ原高原まで上ることができます。

よもぎこば林道を経由して松本に下りれば、平日なら松本市役所の駐車場、休日なら松本場近くの有料駐車場で充電できます。
松本IC近くには充電できるガソリンスタンドもあります。

二千メートルを超える難易度の高いドライブルートと勘違いされやすいですが、計画的に行動すれば短時間の充電で電欠の心配もなく走破できます。

※ただし、逆回りには注意してください。
バッテリーが新車並みに健在なリーフが松本で90%以上充電しても、車山手前で電欠するかもしれません。