美ヶ原へ天空のEVドライブ報告1/2

10月4日
午前6時の出発時は気温が6℃で10℃の計画を下回った。
杖突峠では3℃まで下がり、消費電力は当初計画から25%も増加しました。
気温の変化はEVの電費に大きく影響します。

松本日産茅野店で5分の予定を延長して15分充電。
消費電力が増えたことと、電池温度の低下で充電速度が半減したため。

−−−−−−−−−−白樺湖−−−−−−−−−−

北上して車山で充電する予定でしたが、出発直前に白樺湖すずらんの湯で充電器の不調が報告されたので確認しに行きました。
操作したところ問題なく認証から充電までできました。
そのまま充電を続け、好天の白樺湖を散策することにしました。

※茅野からビーナスラインを走るなら充電はここで終わりですが、70%以上充電すれば不安なく松本まで行けます。

快晴の空の下、白樺湖の景観が素晴らしいので、のんびりしていたら39分も充電してしまった。
すずらんの湯の充電は一時間が上限ですが、滞在型の施設はゆっくり充電できるように、二台同時接続して自動切り替えできる充電器の設置が望ましい。

−−−−−−−−−−車山−−−−−−−−−−

車山肩に車を止め山頂へ「登山」開始。

トイレはバイオ式でチップ制です。

整備された登りやすい「登山道」で1925メートルの頂上まで楽に到達できます。
頂きには、かつて富士山頂にあった気象レーダーや神社があります。

ロープウェイで上り下りすればさらに楽ですが、車山の景観の一部しか味わえないからもったいない。
この先に素晴らしい景観が待っているのですから。

あちらこちらに放水ガン。
冬は人工降雪機でゲレンデに変身するからですね。

更に歩くと、湿原が広がります。
車山湿原です。
思わず「おお〜!」と声が出てしまう。

湿原沿いは木道が整備されているので歩きやすい。

さっきまでいた車山山頂を見上げると紅葉に浮かんで見えました。

植生は天然記念物なので踏み荒らすのはもちろん、綺麗だからと手を出すのは厳禁。

トイレに寄りたい時は霧ヶ峰に道の駅があります。

−−−−−−−−−−八島湿原−−−−−−−−−−

シーズン中の休日は駐車するのも困難なほど人気の八島湿原ですが、秋になると人出も減って静かに散策できるようになります。

時計回りでも、反時計回りでも、すたすた歩いて90分。
人出が少ないこの時期だと、ゆっくり散策できるから、お弁当持参で2時間以上滞在しました。

途中の二か所で鹿除けの柵を潜り抜けます。

何の欲もなく、無心に景色を眺めつづけます。

あまりの広さに8ミリの超広角レンズでも収まり切りません。

何もない青空よりも放射状の雲の存在が、より一層景色を際立たせてくれました。


広大な湿地を愛でながら、ベンチでお弁当を食べる。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

午後は美ヶ原高原美術館から牛臥山。翌日は王ヶ頭散策から高ボッチ高原ですが、次回(2/2)にて。