築41年の無断熱住宅をHEAT20G2に進化させる記録 02

2020年7月

テーマ 【廊下 外壁面の断熱強化】

 

外壁に充填されていた全ての断熱材で手抜き工事の有無と程度を確認するために内壁を剥がして点検します。

廊下からスタートして、家をぐるっと一周します。

 

ポリスチレンフォームがスカスカにはめ込まれているものは、取り外してやり直します。

すき間がそれほど大きくないところはグラスウールを詰め込んですき間を塞ぎます。

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断熱材の寸法が不足で断熱欠損

 

 

大量のポリスチレンフォームが必要ですが、2011年の工事の際に余ったポリスチレンフォームがたくさんあります。

工事で断熱材がたくさん余るということは、見積もりの段階よりも大幅に使った量が少ない=手抜きをした証拠でもあります。

手抜き工務店長野県飯島町の柏屋木材(経営者:瀧澤輝雄)です。

 

手抜きがひどいために、すべての断熱材を取り外してやり直します。

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断熱材をすべて撤去して断熱のやり直し

 

30ミリの厚さのポリスチレンフォームを三層で90ミリ。

貫流率にして0.38(W/m2・K)

ホームセンターの資材で真壁構造を断熱する条件としては上限だと思います。

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すき間なくポリスチレンフォームを三層充填