・キッチン外壁断熱


当初の計画では、シンクを移動して壁を剥がし、内側から断熱材を入れる予定だったが、シンク裏の壁はハンマードリルでもなかなか穴が開かないほどに強固なモルタルつくりだったので、断熱強化は外側からに変更。
しかし、設備配管と配線が邪魔をしてとてもやりづらい。
外した部材を使って復旧させるから雑な仕事もできない。

昨年の今ごろは、家の大半の壁を剥がして耐震補強したこともあって、心配したよりも手が動いてくれて思いのほか手早くサイディングを撤去できた。
見ての通り現状は無断熱。
貫が邪魔して厚い断熱材が入らないので、50ミリのグラスウールを二重に充填することにした。

床下の開口から冷気が入り込むと結露するので、ウレタンフォームを開口部にあわせて成形して塞ぐ。
室内から湿気が漏れるとグラスウールが結露してしまうが、内壁が厚いモルタルでしっかりとシールドされているから、追加の気密工事は不要。

これにて外壁の99.9%に断熱材が入った。
残りの0.1%は籾殻断熱したところの充填不足を見込んでいる。
それでも目立った断熱欠損はないので、良しとしよう。