・県議選伊那市区の検証 井口純代


井口純代

 伊那市では、長野県議選が選挙戦になりました.
市民派候補として、井口純代氏が立候補したことで、
定数2に現職2名、新人1名となったからです。


 何かと注目を集めている「あおぞら」からの立候補ということで、
読者からの情報を元に候補の適格性をチェックしてみます。

プロフィール


井口純代

  • 生活クラブ生協環境ウォッチャー
  • 伊那市環境審議会委員・環境協議会委員
  • 合併の意向調査を求める市民の会代表
  • ごみゼロの会事務局

子育ての活動(子供4人)、食の安全、環境(愛車は電気自動車)、平和に熱心に取り組まれています。

メーッセージ 「四人のこどもの子育ての中で」

 生協活動に出会い、食の安全、環境ホルモン地球温暖化ダイオキシンなど、自分が勉強しただけではどうにもならない問題ばかりです。
合併の以降調査を求める活動や伊那市野環境行政へのかかわりの中で、私たちの意見や提案が生かされない現実に直面しました。
6200筆の署名を集めても見ようともしない市長、税金と時間を使い知恵を出しても生かされない協議会や審議会。
 今までは先頭を走る人を議員にして支えるのが自分の役目だと思ってきましたが、今、先頭を走る風圧を自分で受け、やるしかないと決意しました。
行政には変えねばならないことが山積みだからです。
「自分のことは自分で決める」自治の基本はこの言葉にあります。

私は次のことを提案したいと思います。

 ●自治体の政策や事業に関心を持ち、情報公開を求める。
 ●自分たちの願いを実現するのにふさわしい議院を選び、しっかり働いているかチェックする。働かない議員は辞めさせる。

私たちの行動が必ず政治を変えるものと確信しています。


井口純代

目指すビジョン

  • 田中前県政の県民益に立った県政を評価します。
  • 福祉の公的責任を果たし、お年寄りが老後を楽しめ、障がい者が暮らしやすい施策を実施します。
  • 若い人が働く意欲を持て、安心して子供を産み育てられる環境を整えます。
  • 林業と観光による、環境保全型の産業を県が強力に進めます。
  • 長野県廃棄物条例を県民の意向を汲んで制定し、ごみを作らない仕組みづくりを進めます。
  • 地元の中小の土木・建設業者に直接仕事が出せる体制を整えます。

伊那市区県議選の争点

 現職二人(向山・木下)も井口候補も「福祉や教育が大事です」と訴えていますが、
現職は、公共事業偏重の景気対策に力をいれたことで上向くであろう税収を頼って、福祉・教育に回すのだそうです。
一方の井口候補は、「人が活き活きと生きること」つまり、「福祉と教育が最も重要なもの」であって、景気に左右されるなんて本末転倒との立場です。
違いは明確ですね。