・村井知事の職権乱用を提訴
長野県の村井知事が、司法の場で裁かれます!
佐久市議が塗装会社社長業を営むのは地方自治法の兼業禁止規定に触れるとして、同市議会の決定で失職した井上順喜市議を、知事裁決で救済した罪が問われます。
本日23日に佐久市議会議員28名の連名で村井知事を被告とする裁判が起こされます。
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20070723/CK2007072302034797.html
提訴に参加する佐久市議からの情報によると、井上氏は議員当選後も10年にわたり、塗装会社社長を務め、市からの請負はこの5年間で7000万円を超えます。
随意契約も41件と多く、同業者から疑問視されています。
保育園の塗装工事を、工事金額を低く抑えるために分割し、50万円以内の随意契約にして受注しています。
建設関連部局の課長・係長と無尽を行い、その中には契約検査課長もいます。
このように不正な取引を行い、行政とも癒着している業者の存在そのものが「悪」だと思いますが、その会社の社長が市議の座にあるとはとんでもないことだと思います。
地元の市議会が市民の正義のために悪徳議員の失職に踏み切った決断を、県知事の職権を悪用して無効とする無謀が許されて良いはずがありません。
村井知事が井上順喜氏を救うために、知事権限を持ち出したのはなぜか。
井上氏後援会の公式サイトにそのヒントがありました。
- 中部横断進捗状況
- 公共下水道事業について
- 雨水排水対策について
- 花園土地区画整備事業について
- 湯川親水公園整備について
- 平尾山総合公園について
- 佐久総合運動公園整備事業について
建設土木事業ばかりが並んでいます。
政策のコンテンツ内容も、建設土木事業のオンパレードです。
政治信念として建設土木に全力を注いでいる塗装会社社長を救おうと強権を発動した村井・長野県知事の裏の顔が、司法の場で暴かれる日が待ち遠しい。