・駒ヶ根市長選挙はモラルが低い

駒ヶ根市長選挙に第三の候補として出馬が予想されている人物の特定はまだできません。

情報筋によると、1月7日に出馬記者会見が開かれて、全体像が明らかになるとのことです。


これと前後して、北沢・杉本の両候補も政策発表の記者会見が見込まれています。

杉本候補はすでにマニュフェストを発表していて、一応は政策らしきものを示していますが、北沢候補は来年までお預けの公算が強い。


その、杉本候補のマニュフェストですが、このブログの常連読者さんが県外で見たというコメントで、ネット上で公開されていることを知りました。

内部資料と書かれた選挙資料をHPに出してしまったら、事前の選挙運動として「選挙違反」になることを知らないのだろうか?


選挙管理委員会に一般論として尋ねたところ、「内部資料と書かれているものをHPで公開する行為は見過ごせない」と言っていた。

政党のマニュフェストが選挙前にHPに掲載されることはあるだろうが、特定の候補者のマニュフェストは、選挙事務所や街頭演説の際にしか配れない決まりになっているはず。


さらには、具体的な政策を明記した公約集(ローカルマニフェスト)が配布できる公職選挙法が成立し、知事・市区町村長選挙に限りマニュフェストの配布が解禁になりますが、マニュフェストは、国政選挙で政党が配布していたような書籍やパンフレット形式とは異なり、両面印刷した1枚の紙を二つ折りにして「ビラ」という形式で配布することとなります。


杉本候補のマニュフェストは、形式も配布方法も公正な選挙を目指している姿勢とはいい難い。

後援会を隠れ蓑に脱法行為をしているなら、市民の信頼を得ることはできませんね。