・杉本市長の公約違反 17分の1

伊那毎日新聞 清水副市長の就任式駒ヶ根市の杉本市長の公約がひとつ破られました。

「副市長は外部から登用します」<平成20年から>


これについて、杉本市長は、

「時代が変わろうとしている今、行政にも民間経営の感覚が求められていると思い、民間登用を掲げた。この2カ月間、清水さんにはいろんな面からサポートを受け、さまざまな話をしてきたが、産業関係者とのつながりもあり、経営感覚もある。また、長年庁内に勤めた経験から職員を引っ張っていく能力もある。その力に期待したい」
国会の答弁を聞いているようで、論点をずらして言い逃れに走る傾向が見られます。


杉本市長の公約は、8分野、28項目あります。

今回破られたのは、「5.市の経営を健全化します」だったのですが、健全化するためには外部の人材が必要だと言っていたのに、結局は内部の人間でごまかしてしまう。


すでに公約が実現できないことが分かっているのは、「8.夢のある駒ヶ根市5万人構想の実現」です。

現実離れした公約だったことは当初から指摘されていましたが、最後まで引っ込めずにいたので「夢だから」とごまかして済むとではありません。


杉本市長は

「マニュフェストは常に重視しなければならないと思っているが、この一部分だけを見るのではなく、4年間でどれだけ実現できたかという点で評価していただきたい」
と語っている。

まずは平成20年から成果をあげるとした残り16項目が、一年間でどれだけ「公約違反」となるのか、しっかりと監視させてもらいましょう。