・月額&年額制を無料とは言わない

アルパ子育て支援室 =長野日報紙面=うちのブログの読者は、マスコミや行政の職員が多いようですが、中でも駒ヶ根市役所はかなりの常連です。

庁内LANから直接リンクしていただいているようで、駒ヶ根市ネタは必ずチェックしてくれています。

(自分の目で確かめた訳ではありませんが・・・。)

市役所の職員に見てもらえるのは非常に大事なことだと思っているので、担当者の方は今後もよろしくお願いします。


さて、7月1日から、駒ヶ根駅前にある子育て支援室の利用料が変わります。

これまでは1回の利用につき100円だったものが、月額100円または年額600円に変更されます。

ところが、新聞の紙面には「毎回の利用料は無料」といった意味不明なタイトルの記事で取り上げられています。


どうしても「無料」の文字を入れなければならない事情が杉本市長にはあるからです。

1月の市長選挙の重要な公約の一つが、子育て支援室の無料化だった。

ところが、市長になってみると何故か無料を撤回して、日額から月額または年額への変更にトーンダウン。


しかし、公約違反といわれるのがいやなので、登録料は有料だが、「利用料は無料にしたと書いてくれ」とマスコミにお願いしたとか。

これには各マスコミも唖然。

仕方なく市長の希望に沿った記事にするものの、市民の目をごまかすことに加担するのは気が進まなかったでしょうね。


困ったのが現場です。

市からの指示が何もないので、来週から月額(年額)制になることを問い合わせる利用者からの質問には答えられません。

一部の担当者だけが情報を握っているので、担当部署である子ども課でさえ利用料がどう変わるかを知らない職員がいるし、手元に資料すら持ち合わせていない。


例えば、駒ヶ根市民以外の利用料は? 回数券の払い戻しは?

庁内LANに、このブログがリンクされていることの良さは、こういった市民の疑問や苦情が間接的に職員の目に触れることです。

担当者だけでなく、すべての職員の目に入るのですから放置しておけませんよね。


それから駒ヶ根市議の皆さん。

わずか数十万円程度の収入を上げるために、無料化の公約を反故にした杉本市長をしっかり批判しなさいよ。

有料化で利用者が半分以下になったことは、市民に不便をかけていることの裏返しです。

また、利用料を無料化できない理由を市民にわかりやすく伝えることは、議員の役割としても求められます。

議決した責任はあなたたちにあるのですから。