・籾殻薫炭で焼き芋は最高

静岡・神奈川の参院補選や長野市長選挙の開票が待ち遠しいですが、疲れたので待たずに寝ます。

果報は寝て待てと言いますから。


なぜそんなに疲れたかというと、百姓仕事三昧の週末のせいです。

今日は、麦の種まきから始まり、サツマイモの収穫、籾殻薫炭作り、トラクターの燃料タンク内部洗浄など、めまぐるしく作業が入れ替わる。

麦の種播きは、サツマイモを掘った場所も含んでいて、肥料の散布を直前にやるという手抜き栽培ですから、朝から忙しい。


サツマイモを急いで掘り上げ、鶏糞と米ぬかを散布してからトラクターで耕し、できるだけ均平にする。

小麦は変形の畑にすじ播きするから、筋毎の種まき量が微妙に異なる。

あらかじめCADで図面を引いて、筋毎の長さを想定して種の量を算出しておく。


種を計るのは末っ子の役目。

お菓子作りが趣味なので、細かな分量を計り慣れているから。

種が用意できたら、四人がかりで畑を計って印をつけて播き溝をつけて播いていく。


並行して籾殻を焼いて薫炭も作る。

おまけに掘ったばかりのサツマイモを焼き芋にしようというから、たくさんの作業が同時進行だ。

朝食の時に、家族五人の作業分担を決めて、効率よくこなしてやっと何とかなるという忙しさ。


ところで、籾殻で焼き芋は最高ですよ。

全く焦げない。

籾殻が薫炭になる遠赤外線効果で、中までふっくら。

午前中の疲れはこれで吹っ飛びます。


が、午後も休む暇なく作業が続く・・・。

懸案だったトラクターの燃料タンク内のゴミもきれいにした。

BDFを使っている影響で、タンク内にスラッジが溜まり燃料フィルターが頻繁に詰まってしまっていた。


燃料をすべて抜きとり、空になったタンクを掃除機(もちろん業務用の液体も吸えるもの)でスラッジを吸い取る。

びっくりするくらい大量の液状や固形化したスラッジが掃除機のタンクに入りました。

これじゃすぐにフィルターが詰まるわけだわ。


何やかやとあれこれと夕方まであくせくしたところで本日の予定は終了。

日が暮れようとするころ、籾殻薫炭も大量に生産できました。

灰にならないように丁寧に、かつ大量に水をかけてトタンでふたをして一晩置きます。

今日の締めは、昨日壊した籾すり機の組み立て。


やっぱり百姓は、週末も休む間がありません。