・新型インフルエンザな正月

月並みですが、明けましておめでとうございます。

今年の正月は、家族が新型インフルエンザかに感染したので自宅にこもったまま。

原因不明の感染症も出て、散々な年明けです。


例年なら夫婦どちらかの実家で年明けを迎えるのですが、今年は家族だけ。

その代わりと言っては何だが、家族で百人一首やトランプ、UNOでワイワイと遊ぶ時間が取れたのはラッキーだった。

普段はあまり見ないテレビも、ゲームをしている時以外は見続ける。

非日常が楽しめるのが正月の良いところですね。

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今年のテーマは、昨年から取り組んでいる断熱リフォームを分かりやすく伝えること。

自己満足で終わらせることなく、同じように新しくない住宅に暮らす方々に参考にしていただきたいと思います。

さらに、新しい住宅を建てたものの設計が不十分で結露に苦しむ人にも良い情報をお伝えしたい。


最近相談されたトラブルに最新住宅なのに窓が結露するという住宅があった。

4年前に建てられたばかりというから次世代省エネルギー基準に則しているはずだ。

高気密高断熱、24時間換気設備と、それなりの設備はされているそうだが窓が一枚ガラス!

いまどき信州にこんな家を建てる工務店?は信じがたい。

でも現実なので、何とかしなければならない。


結論から言うと内窓をお勧めしました。

サッシメーカーの内窓は外窓への湿度の供給を高度に遮断するので外窓が結露しにくい。

内窓の増設によって開口の断熱性が向上して窓の表面温度が上昇する。

内窓のガラスにペアガラスを入れれば、問題となった居室の窓の結露は止まる見込みだ。


結露を止めるためには、その場の状況を把握すると的確な対策が立てられる。

結露する場所の温度と湿度は計っておきたい。

温度と湿度が分かれば、結露しないために必要な窓の表面温度が計算できるからだ。

必要な窓表面温度が分かれば、想定される最低外気温を設定すると自動的に窓に求められる熱貫流率(K値)が出る。


このあたりの仕組みを分かりやすく解説できるようになれればいいのだが。