・阿部の登用人材が長野を食い物に

長野県知事選挙に立候補を表明しているのは、松本猛、阿部守一、腰原愛正の三名。

松本氏が純民間なのに対して、他の二人は副知事の肩書を持つ明らかな官僚OB。

腰原氏は、つい最近まで現職の長野県副知事だったのだから、自民党の村井県政を継承する立場にある。

大町市長時代の醜聞には事欠かないらしいので、情報を集めてみたいと思う。


もう一人の副知事である阿部氏は、横浜の副市長時代に良からぬ噂の種を撒いて来たご様子。

読者からの情報提供がありましたので、その一部をご紹介します。

     ◇                    ◇

阿部守一は)横浜時代の負の関係を引きずっているので、今は、長野県の人材を登用するといっているけど、東大人脈を指名すると、近い人間にはしゃべっている。
UDCY(横浜アーバンデザイン研究会)のメンバーを指名する予定だ。
大失敗に終わった開港150周年イベントの担当理事だった人と総合プロデューサーだった人。
長野県を食い物にする気はミエミエなので、断固阻止したい。
官僚出身が考えそうな安易な利権構造です。
市川博美も副知事登用が露見してしまい、別の職責を用意する予定だ。

     ◇                    ◇

知事になった方がブレーンを引き連れてくるのは悪いことではないと思う。

しかし、選挙期間中に言っていることと、その裏では違うことをしゃべっているようでは信頼されない。

駒ヶ根の市長も選挙では副市長に外部の人材を登用すると言いながら、当選したら市職に配慮して内部から任命するという利権構造にはまっていた。

阿部氏も同じ穴の狢ということだ。


女性副知事に市川氏が既定路線だったものの、あまりにも露骨で周囲に丸分かりだったから引っ込めざるを得ないだろう。

それでも何がしかのポストを用意しておかないと、選挙を手伝ってもらえないという弱みがあるようで、これも利権の一つの形ですね。

東大人脈だとか横浜アーバンデザイン研究会だとか大層な固有名詞が飛び交っているようですが、長野県のために心血を注いでくれる人なら出身は問いません。

しかし、長野県を食い物にすることが危惧されるような人材なら、登用される前に登用しようとする知事候補である阿部氏の落選を考えるのが妥当でしょうね。