・理想は得られなかったが最高の出会い

長野県知事選挙では、これまでにない経験をさせてもらった。

悔しい思いもしたし、蔑むべき人たちとも出会ってしまった。

知事選を食い物にする守銭奴のごとき業者が入り込んで、候補者から選挙の主導権を奪ってしまうという考えられないような現実も見てしまった。

これら全てが、長野県知事選挙なんだと受け入れるしかない。


すべてが負の経験かというと、そうでもない。

人生で最高の宝物にも出会えた。

それは、これからさらに輝きを増すだろう。


人との出会いは、何ものにも勝る。

悪人がいたということを帳消しにして有り余るほど、素晴らしい人に出会えた。

候補者の人徳なのかもしれないし、頑張ったご褒美かもしれない。


長野県の知事になる人は理想に想った人ではないけれど、理想に想った人を知事にしようと協力した仲間は何物にも代えがたい財産になる。

これまでの人生で出会えなかった、最高の出会いが得られたとしたら、8月8日の悔しさも捨てたもんじゃないかな。

負け惜しみかもしれないけれど。