・駒ケ根のスーパーマルトシで毒キノコ販売

昨日は、駒ヶ根市のスーパーマルトシが『毒キノコ』を販売したニュースが全国に流れていました。

地元では、有線放送でひっきりなしに放送され、市役所からはメールも配信されてきました。

死亡する恐れもある毒キノコなので、関係者は必死になって購入者を探していたと思います。


運よく、購入者が調理中にテレビから流れてきたニュースを見たことで、事なきを得ました。

産直コーナーとはいえ、スーパーの店頭に死の危険と隣り合わせの危険物が『食品』として販売されていたのは許されることではありません。

まして、東京で毒キノコのニガクリタケを「クリタケ」として販売して、回収に大騒動を起こしていた最中に同じ過ちを起こしたマルトシの責任は厳しく追及されて当然だと思います。


食品販売者としての責任感の欠如が起こした事件です。

幸いにもテレビのニュースで救われましたが、一つ間違えば死者が出ていたかもしれない重大な案件です。

我が家も頻繁に利用させていただいているスーパーマーケットなので、しっかりしてもらわなければ困ります。

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駒ケ根市中央の食料品販売店「マルトシ駅前店」が、店内の生産者販売コーナーで毒性のあるニガクリタケを誤って販売した問題で、同店は6日夕、販売した1パック(300グラム)を回収した。購入した市内の女性(62)が同店を訪れて返品。キノコは食べておらず、被害はなかった。

 県伊那保健福祉事務所や同店によると、女性はキノコを夕食の炊き込みご飯に入れようと準備中、テレビのニュースで毒キノコだと知り、難を逃れたという。 =信濃毎日新聞 10月7日=