・簓子(ささらこ)をつけてみました

鎧張りの板壁が姿を現しました。

外壁の下半分が鎧張りになります。

上半分は、相しゃくり板の縦張りです。


鎧張りは、押さえ縁の簓子(ささらこ)加工が手間です。

今回の鎧張りは、材料の都合があって6寸幅と5寸幅の二種類を使っています。

板幅が違えば押さえ縁の切り込み寸法も変えなければならないので、なおさら手間がかかります。


耐震補強の補助金では、このレベルの仕上げには不足が生じるので、施主が施工する場面が出てきます。

いわゆるセルフビルドですが、工事費を安くするためというよりも仕上げのグレードを上げるためのセルフビルドです。

鎧壁を作るのはもちろん初めてのことですが、大工さんに構造を教えていただきつつ、満足できるものができてきました。


要領がつかめたので明日からは玄関脇のファサードに取り掛かります。

目立つところは自宅とはいえ、失敗できませんからね。

施主が手を出して、大工さんのいい仕事を台無しにしては申し訳ありません。

大工さんが太鼓判を押してくれるくらいの仕上げにもっていきたいと思います。


肝心の耐震補強は、最後の子供部屋に取り掛かりました。

内壁から補強する工法なので、大工さんも大変なようです。

グラスファイバーで補強された石膏ボードを柱内に入れて、大量のビスで取り付けるものです。

施工要領書には「10cm間隔」とありましたから、縦一列でも30箇所です。

本日の発電量 52.9kwh