・我が家はハーフ電化

太陽光発電で大量の電気を作り出すから、我が家はエネルギー製造所といっていいだろう。

ざっと、一般家庭三軒分の電力を供給していると見込まれる。

少しは、自分のところでも使いたいところだが、電力会社が高価に買い取ってくれるから自家消費はできるだけ抑えたい。

相反する要望を叶えるために独立型の風力と太陽光のハイブリッド発電を設置しています。


電気代は、格段に安くなりましたが、残る光熱費のほとんどを占めるのがプロパンガスだ。

オール電化にしてしまえばガス代はかからなくなるが、前述の通り売電額に大きく影響するので、今後十年間は太陽光発電にとってオール電化は天敵の存在になる。

エネルギーのベストミックスを考えながら生活しないと、エコがエゴになってしまうことがあるから気をつけたい。


さて、ガス代を減らすにはガスの消費量を抑制しなければならない。

これからの季節は薪ストーブが熱源になるからガスの消費量はかなり下がるものの、朝方などはガスに頼らざるを得ない。

しかしだ、朝方(7時まで)は深夜電力が圧倒的に安い。

朝は、太陽光も発電していない。

電気を熱源に使うのが良さそうだ。


あれこれ調べてみると、プロパンガスを使うよりも電気で調理した方が効率が良いケースが多々あるらしい。

エネルギー効率のよいIHコンロを使えば、電気が完全に優位になる。

ならば、太陽光発電していない時間帯にはガスを使わずにIHコンロで調理するように生活スタイルを変えてみよう。


ということで、卓上IHコンロを購入しました。

パナソニック 卓上IH調理器 KZPH31AHをネット通販でで8,860円でした。

常用しているビタクラフトの鍋の多くが使えないというデメリットがありますが、その反面、使わないでしまってあるビタクラフト以外の鍋の活躍の場ができました。


ガス代が一カ月に千円節約できたとすれば、一年もたたずに元が取れます。

シミュレーションしていないので断定はできませんがね。

暇になったら検証してみようと思いますが。


光熱費の半分が電気ですから、言うなれば我が家はハーフ電化住宅といったところではないでしょうか。