・原発事故の責任は誰にある

核関連施設で爆発、死傷者も=「放射能漏れなし」―仏南部

 フランス南部ガール県マルクールの原子力関連施設で12日午前11時45分(日本時間午後6時45分)ごろ、爆発事故が起きた。仏テレビによれば1人が死亡、4人が負傷した。うち1人は重傷という。AFP通信によると、仏原子力庁(CEA)報道官は「現時点で外部への放射能漏れはない」と語った。
 爆発があったのは仏電力公社(EDF)の子会社「ソコデイ」の核廃棄物処理工場。爆発の原因など詳しいことは分かっていない。
 英BBC放送によると、施設内では使用済み燃料から取り出したプルトニウムを再利用するウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料も製造している。
 福島第1原発の事故を受け、世界的に原子力に対する不信感が高まる中、原子力先進国を自他共に任じているフランスで事故が起きたことは、原子力をめぐる世界の潮流に大きな影響を与えそうだ。 =時事通信 9月12日=

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世界各国で原発の事故が発生しているのに、原発がなくならないのはなぜだろうか。
儲かる人たちがいるからだろう。
儲けている人たちにとって放射能事故の被災者は視野に無く、「運悪く」事故を発生させても大損することはないと算段しているんだろうな。

福島の原発事故で新築したばかりの自宅に戻れない人がテレビに出ていた。
自宅が警戒区域で立ち入りできなくてもローンの支払いは続けなければならない。
おかしくないか?

無過失の一般庶民に事故による負担を強要している。
東京電力ではローンへの保障を現状ではまったく用意していない。
国は指導力を発揮して、銀行が被災者からではなく東京電力に請求させるように仕組みを作るべきだ。
東電の対応を待つまでも無い、加害者が支払わざるを得ない環境を整えるのが被災者支援だろう。