・自民も民主も国政よりも内紛で大忙し

中曽根氏提案の参院幹事長案否決…責任問題にも

 自民党は30日午後、参院議員特別総会を開き、中曽根弘文参院議員会長(65)が提案した鴻池祥肇元防災相(70)を参院幹事長に起用する人事案を反対多数で否決した。

 退任する小坂憲次参院幹事長(65)の後任として、町村、額賀、古賀派の3派閥が推す溝手顕正国家公安委員長(69)の起用を退け、鴻池氏を指名した中曽根氏は「一致結束してほしい。敵は野田政権だ」として了承を求めたが、反対42票、賛成31票、無効6票で否決された。

 中曽根氏が強行しようとした人事案が否決されたことで、3派閥は批判を強めており、中曽根氏の責任問題に発展する可能性も出てきている。 =読売新聞 9月30日=

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民主党もダメだが、自民党の凋落はさらに拍車が掛かっている。
政権与党がヨタヨタしている今の政治状況は、野党の立場としたら好機なはず。
それなのに内部紛争に明け暮れている。

政権をとった民主党が国民との約束を保護にして自民党に擦り寄ろうとしている。
擦り寄られる自民党は瓦解を始めている。
今後の政治状況はどうなってしまうのだろうか。