40%容量管理で権兵衛峠へ紅葉狩り

日常のリーフは、バッテリー容量の40%未満で使っていると見かけ上は劣化が止まる特性を生かして乗っています。
遠乗りする時には、たくさん充電するから劣化と再生を組み合わせて、結果として劣化させないようにしています。

でも、劣化や再生を意識するのが面倒な時もあるので、40%容量でプチドライブしてみようと思い立ちました。
試しに紅葉狩りへ出かけよう!

目的地は紅葉の名所としては超穴場の旧権兵衛峠にしました。近いからです。
最寄りの急速充電器でも40%まで充電して標高1522mに上ります。

ところが消費電力シミュレーションの結果は電欠寸前と出ました。
安全策としてポータブル発電機を積載しました。

長野県上伊那郡南箕輪村大芝公園にある急速充電器で、9分間で39%まで充電。(充電器表示:43%、Leafspy SOC:39%)
5分のつもりでしたが20kWタイプだったので、二倍かかりました。

権兵衛峠を上り切ったらリーフのメーターは電費3.4を表示≒シミュレーション電費3.5.
バッテリー残量はわずかに1kWh未満。

Leafspyの表示は18GIDs=シミュレーション残量も18GIDsでピタリ賞。
位置エネルギーによる消費が大部分を占めるので、シミュレーションの試算値は極めて正確です。
上っている途中でバッテリー残量計は消灯し、航続可能距離に何も(−−−状態)表示されませんから、上り切れるかどうかは判断できない状況になりますが、正確なシミュレーションのおかげで全く不安になることなくドライブを楽しめます。


峠は紅葉の真っ盛り。
景色を貸し切りで、持参の弁当ランチ。

150mしかない登山道は白樺と紅葉のコラボレーション。

新道の権兵衛トンネルの上も鮮やかに紅葉していました。

帰りは充電せずに、電欠寸前の状態からスタートします。
リーフから得られる情報だけでは無謀な挑戦となりますが、シミュレーション(↑参照)が消費電力収支は、ほぼゼロと試算しています。

特に省エネ運転することなく、流れに乗って走ること34km。
車庫にたどり着いたリーフのメーターは残量表示なし。(もちろん途中もず〜っと残量なし)
Leafspyは17GIDs=シミュレーションとピッタリ一致。

電欠寸前の状態のままで34km走ってみて、40%容量管理下でも不安なくあちこち行ける目途が立ち、乗りこなし方のバリエーションが増えました。