急速充電は20分80%

日産が唱え続けている呪文「30分80%」。
電気自動車の乗り手、特に初心者にはこの呪縛はかなりあるように思える。

確かに劣化した24kWhリーフで遠出しようと思えば、バッテリーが冷え切った冬期に30分は充電したくなる。
でも、進化したバッテリーにこの呪文は当てはまらない。
日産が呪文を唱え続けるのなら「20分80%」に変えてもらいたい。

長岡からの帰路、急速充電を記録した。
30分充電の無駄と20分80%の効果が明らかだ。
お代わり充電で一時間浪費するなど愚の骨頂。
※今回は検証のために昼食の合間に一時間設定できる充電器でやってみた。

30kWhリーフだと20分80%までは充電器がフルパワーで稼働している。
残量30%から充電を開始すると20分で80%に達する。

充電量は約14kWhあり、110km移動できる。
高速道路で一時間半の距離だから休憩の間隔としてはちょうど良い。
一般道なら15分も充電すれば休憩の間隔としては十分だ。

多くの急速充電器は30分の時間制限になっているが、30分充電しなさいということではない。
新たに電気自動車ユーザーになる人達には下道15分高速20分の呪文を伝授してくださいよ、日産さん。