・新潟の海岸で保育園児死亡

上越海水浴場新潟県上越市の海岸で、駒ヶ根市から海水浴に来ていた5歳の男の子がおぼれ、病院に運ばれましたが死亡しました。


6日午前11時半過ぎ、新潟県上越市五智の直江津海水浴場で、駒ヶ根市の会社員、浦野光雄さんの次男の智洋くん(5歳)が海岸から20メートルほどの海の中でおぼれているのを海水浴客が見つけましたが、水を大量に飲んでおりおよそ1時間後に病院で死亡が確認されました。

智洋くんは、家族など5人で、海水浴に来ていましたが、両親が岸にいて、目を離した際に姿が見えなくなったということです。

痛ましい事故でご冥福をお祈りします。


事故の原因は「両親が岸にいて」にあると思います。

山国の駒ヶ根から訪れた海水浴客は、海の怖さを知りません。

一瞬の出来事で大人でもおぼれることがありますので、幼児ならすぐに手の届く範囲に親がいるのは当たり前の安全策です。


岸から見ているだけでは、おぼれた時にすぐに助けられないし、見失うことも多くなり危険性が増大します。

何人もの監視員がすぐ近くにいるプールでも溺死の事故は発生することを念頭において、海はさらに危険だと親が常に心がける必要があります。


事故の現場となった直江津では先月29日にも長野県民が水死しています。

直江津海水浴場 1人死亡、1人不明

消波ブロック上にいた長野県佐久市岩村田信州短期大学2年小関瑞菜さん(21)が波にさらわれ、行方不明となりました。

救助に向かった浜茶屋の経営者まで死亡しています。


痛ましい事故が再発しないように、海に出かける方は危険性の認識を改めるようにしましょう。