・総理が自ら示して「隗より始めよ」

あて名が書き換えられた領収書のコピー 産経新聞福田首相が1000万円もの領収書改ざんに関わっていた疑惑が浮上しました。

公開されたものでは、福田康夫首相が代表を務める自民党群馬県第4選挙区支部の04年の政治資金収支報告書で、添付された領収書のコピー2枚のあて名が二重線で消され、福田氏関連の政治団体名から支部の名前に書き換えられていたことが28日、分かった。

04年1月と4月にそれぞれ支出された計約20万円分の領収書2枚で、会合の司会代金などの名目で支出されており、「福田経済研究会」や「千代田経済懇話会」のあて名が支部の名前に書き換えられていた。


福田首相は「事務的に良くなかった。最高責任者として汗顔の至りだ」と手続きに誤りがあったことを認めたが、「そのことで利益を得るとか、不正をしたわけではない。しっかり対応していきたい」と釈明。

「担当者が領収書を取り直す手間を省いた。悪いと思っていなかった」と説明した。


こんな説明が通用するなら政治資金規正法などいらない。

法律を作った本人たちが法に反しても「ミスでした」といって、すり抜けてしまう。

一般人では通用しない、議員特権としか言いようがない。


税務署が脱税を摘発しても「事務上のミスでした」と法廷で争われて、今回の件が『証拠』として提出されたらどうなるのか。

スピード違反で検挙されても「運転ミスでした」

斧で人を殺しても「道具の操作ミスでした」


法治国家の根幹を揺るがすほどの「軽微なミス」だと思います。