・中原正純_駒ヶ根市長やっと引退

長野県駒ヶ根市の中原市長が引退を明らかにしました。

3日夜、駅前ビル、アルパで開いた後援会、緑正会の役員総会で、「引き際も政治家としての責任」と述べ、来年1月の市長選に立候補せず、5期目の今期限りで引退する意向を述べ、5日に記者会見を開き、正式に表明する予定。


後継については「市政を担いたいという意欲と情熱に燃えた人に立候補してほしい。緑正会として一致団結して支援していけるような人に出てきてほしい」と述べ、市長選への影響力を示唆した。


一時は6期目に意欲を見せていましたが、昭和伊南総合病院の産科廃止が社会問題化したことにより、管理主体の伊南行政組合長である市長の責任を問う声の高まりに配慮した結果です。

また、闇社会とのつながりが噂され、捜査当局の動きが表面化してきたことも影響していると思われます。


多額の借金と医療体制の崩壊を「負の実績」として残すことは、政治家としての功績を大きく傷つけることになりますが、さらに市長の座に居座り続けると、総務省の首長多選禁止の意向に反してしまい、反社会的な行為として批判されることが予想されていました。

一部の利権集団からは土木天国を築いてくれた「良い市長だった」と絶賛されても、闇に埋もれたままの素顔や、市民医療を崩壊させたまま投げ出す無策に良識ある市民は憤りを隠しません。