・政府の公約違反は大げさじゃない

会見で記者の質問に答える舛添要一厚労相=厚労省で2007年12月11日午後3時59分、毎日新聞国会議員の信頼が地に堕ちた。

5000万件の消えた年金の照合作業を年度内に終えるとの「政府の公約」がないがしろにされてしまいました。


舛添要一厚生労働相は記者会見で、
「他の方が大臣になっても結果は同じ。ないものはないんだから」
「(参院選で)年金は最大のテーマ。『できないかもしれないけどやってみます』なんて言いませんよ」
と、開き直る。


町村信孝官房長官は、
「最後の1人まで3月末までにやるというわけではなく、選挙なので『年度末まですべて』と縮めて言ってしまった」
選挙のためのリップサービスと言い逃れ。


極めつけは福田首相
「公約違反というほど大げさなものなのかどうかねえと思うけどね」
重要性を全く認識していないと国民に印象付けてしまいました。


アメリカのご機嫌伺いで海上ガソリンスタンドには必死の思いで取り組むが、国民の年金なんぞ片手間で良いと本当に思っているのが自民党政権なんだと、あらためて思い知らされました。


約束を安易に反故にする政権に日本の将来を任せるわけには行きません。

今年の漢字に「偽」が選ばれましたが、今の自民党の「偽約束」にいつまでだまされ続けなければならないのかと思うと、うんざりです。

小沢・民主党代表が言っていた「出会い頭の解散」を期待します。