・五輪の影で粛清進む中国

五輪開会式出席のため北京国際空港に到着し、中国の武大偉外務次官(右)の出迎えを受ける福田首相 =共同通信=北京五輪の影で中国による報道規制と粛清が進められています。

中国当局による報道陣への暴力は五輪直前まで続きましたが、表面化したことで日本大使館は中国外交部に再発防止を求める申し入れを行った。

このカシュガルの事件を取材にいった日本の記者やカメラマンは当局に拘束されて、わきばらを蹴られるなどの暴行をうけて、カメラを壊されたそうです。


さらに恐ろしいのが、中国食品監督局長の自殺。

食品生産監督管理局は中国国内の食品安全を担う部署。

日本で問題になった天洋食品(河北省)製造のギョーザによる中国国内の農薬中毒事件への対応も、同管理局が責任を負う。


自殺前に司法当局と接触したとの情報もある。

この事件を報道した香港紙によると、五輪開幕にあたって、自殺については報道統制が敷かれているという。


日本国内でも福田政権は中国の報道規制の要請にこたえて事実を隠蔽した。

情報の漏洩を防ぐためには、担当者の命も奪う中国の恐ろしさを知っているからかもしれません。