・ありえないヤマウラの入札内訳

2月22日に発生したヤマウラによる死亡事故の続報です。

読者による独自の調査です。

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ヤマウラの事故に関してですが、入札時の内訳書が開示されていたので見てみました。
http://www.pref.nagano.jp/jyuutaku/sisetu/kokyjoho/keiyaku/komaken.pdf
直接仮設を 17,231,093円 しか見ていません。
当初が6千万ぐらい見ていたものを、3分の1以下に抑えて入札していました。

直接仮設とは足場、クレーン代なども含まれたものです。
14億の現場でこんな仮設費で工事なんて出来るわけないです。
外部足場も仕様が安衛法で変わったので、単価もアップしています。
この辺が事故の遠因、いや直接の原因になったと思われます。
100tクローラークレーンなんてとても使えません。
航空写真で外部足場に幅木が無いのも(違反)納得がいくところです。
もしかしたら、足場が無くて、職人さんは背中に羽が生えているの?と思いたくなります。

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巧妙な官製談合の疑念は晴れていません。

異常ともいえる内容の入札に長野県、いや村井知事が見て見ぬふりをした背景に何があるのか。


クレーンオペレータの責任にすり替えられて、トカゲのしっぽ切りで終わってしまうのか。

村井仁知事周辺では、しっぽ切りは人の死を意味する。

金と地位と引き換えに、尊い人命が犠牲になる。

これが村井県政であり、支える利権業者が作り上げた悪の巣窟ではないかと疑われている。


長野県警がそこに攻め入れないとしたら、長野県はどうなってしまうのか。

考えすぎだという人もいるが、不可解な自殺、しっぽ切りの自殺が持つ意味は、それほど軽くないと思う。