・ABNステーションで断熱リフォームが紹介された

今晩のABNステーションで断熱リフォームを取り上げてもらいました。

特集とはいえ数分なので、どれだけ内容が伝わったのかは疑問ですが。


前半は、障子「紙」を取り上げていました。

ポリエステルフィルムを素材に使用した通気性のない「紙」です。

報道の中では断熱性があるように扱われていましたが、断熱性はほとんどなくて通気性がないから空気を遮断することで冷気の新入を抑える効果があるだけのことです。


丸野さやか記者は、そこん所を理解していなかったようです。

障子は「紙」を変えただけでは不十分で、引き違いの隙間からの冷気の侵入の方が熱負荷としては大きいと考えられます。

隙間モヘアシールの活用も伝授しておいたのですが、割愛してしまったのは非常に残念です。


後半は、我が家の断熱リフォームの一端が紹介されました。

中空ポリカーボネートを利用した三重窓で結露を遮断できることができるのですが、二重で十分のような印象を持たれたかもしれません。

外窓だけが紹介されて、内窓が割愛されてしまったからです。


また、天井のグラスウール断熱材は、安価で効果が抜群に高いことが紹介されました。

冬の暖房負荷の1/4は、天井からのもの(無断熱の場合)なので、まず初めにやるなら天井です。

ホームセンターで売られている汎用品でも十分な効果があるので、最低でも100mm、できることなら200mm敷き詰めたいですね。


我が家の断熱リフォームは、まだまだ先があるので、設計中です。

無断熱住宅から次世代省エネ基準をクリアするレベルまで、20万円台の予算でリフォームすることが目標です。