・中川村で村長がTPP反対デモ

民主党政権というか菅首相は、TPPに執着しています。

日本の産業が発展するためには必要かもしれませんが、脆弱な日本の農業の現状でTPPに参加すれば、日本の基盤が崩壊します。

TPPへの参加は必然であるが、日本は参加できる状態にないということですね。


自民党政権が農業の基盤整備を怠ったつけが現れています。

しかし、自民党の愚作をそのまま引き継いで食の安全保障に無頓着な民主党政権もいただけない。

目先の支持率アップに精一杯で、国づくりの支店が掛けているからです。


地方自治体を挙げてTPPに反対を表明するところも出てきました。

お隣の中川村では、村長が村民に呼びかけてデモ行進しました。

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中川村全村挙げてのTPP参加反対デモに参加しよう!

 菅首相は昨年10月に唐突に「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)」交渉への参加を表明し、6月までに結論を出すと一貫して前のめりの姿勢です。
 TPPは原則としてすべての品目の関税を撤廃する協定で、BSEの心配のある牛肉や遺伝子組換作物の自由化、食料自給率低下といった問題に留まらず、保健医療、政府調達をはじめ24にも及ぶ多くの分野で米国基準が押し付けられ、国内法よりTPPが優先されることになります。国内経済、国民生活への影響は甚大で、特に農山村では、地域経済・集落共同体そのものの崩壊(「限界集落」化)が懸念されます。
こうした中、村では中川村全村を挙げてTPP参加に反対する意思を発信すべく、各団体が実行委員会を組織し“TPP参加反対デモ”を行うこととなりました。
「食」「文化」「暮らし」「地域の未来」を変えてしまうTPP参加に反対するため多くの方の参加をお願いします。

 と き   2月20日(日) 午後2:30 (雨天決行)
 (集合場所)中川村役場庁舎前駐車場
    
(デモコース)
中川村役場庁舎前駐車場 ⇒ 沖町辻 ⇒ 下平 ⇒ 牧ヶ原 ⇒ チャオ駐車場

・ 家族、子供も含め大勢のみなさんが参加してください。
・ 音のでるもの(「空きカン」など)を持って参加ください。
※終了後は、チャオから役場までマイクロバスで送迎します。

中川村全村挙げてのTPP参加反対実行委員会 代表 曽我逸郎
上伊那農協中川支所・中川村議会・中川村農業委員会・中川村商工会・中川村建設業協会

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TPPへの参加後に農業が破綻しても、経済が豊かになれば食料は海外から購入できると考えている能天気な政治家や経済学者が少なくない。

庶民感覚でも、この考えは破綻していることが察せられるというのに・・・。

順番としては、日本の食料自給率を100%くらいまで引き上げ、国民の食の安全を確保できたところでTPPでしょう。


しかし、民主党政権の中枢に国づくりができる逸材がいるとは思えない。

優れた政治家はいると信じたいので、顔で政治をしているやからを退場させるのが国民の仕事だと思います。

読売新聞のドンにお伺いをたてるような菅首相も退場と言うことで。

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