リーフの短命と長寿の分かれ目


上のグラフはすでにお馴染みだと思いますが、赤線が距離、青線がバッテリーの健全性を表します。
青線が立ち上がっているところが再生現象です。

再生現象による健全性の回復が無かったら、グラフの青線は右肩下がりを続けて、バッテリー容量は70%台に落ち込んでいるでしょうね。

走行用リチウムイオンバッテリーを再生するルートが複数確保できたことで、うちのリーフはある程度長寿となる見込みが出てきました。
初期型では3年3万キロあたりでセグ欠けするリーフが多いようですが、その仲間入りを先延ばしできる可能性が大。

日産の特別整備メニューには、バッテリー制御プログラムを補正して容量を復活させる作業もあるようですが、一般ユーザーには告知されていません。
ユーザーレベルでできることは、日常の走行でバッテリーが長寿となる使い方を見出すしかありません。

普通充電と短距離の組み合わせでは短命に陥りますが、そこに効率的な遠出による再生現象を組み入れると長寿に切り替わる。
賢く使えば長持ちする車だと判ってきました。

使い捨てのつもりだったり、短距離しか乗らないリーフだったら短命でもいいかもしれませんが、乗っている間はできる限り性能を高いレベルで維持したいと考えています。