・村井知事にとって大事なもの

長野県の副知事に、選対本部長を務めた腰原愛正氏が提案されます。
村井知事は、やって良いことと悪いことの見境がつかなくなっているのではないでしょうか。
子どもが我がままを押し通すのに似ています。


もしかすると、村井知事には幼児化が始まっているのかもしれません。
すなわち、痴呆が始まった兆候と考えられます。
県議たちは、村井老人の介護を県民から託されたことになります。
痴呆老人は、自分は正しいと思い込んでいますので、扱いが難しくなりますよ。


ところで、ちょっと前のニュースですが、村井知事が長野県の市長会に出席したことがありました。
・SBC 『村井知事が市長会総会に初出席、「対話を重視」強調』


そこでの発言に、村井知事の真意を見ました。

県民の78パーセントが市に住み、市長会の果たす役割は非常に大きい、じかにご意見を聞かせてもらい、何をしたらいいか注文を承りたい

重要顧客にご注文をいただきに参りました、と言ってるわけでしょ。


78%の非常に大きな役割を持つ市長会を最重要顧客として扱い、
反面では、22%しかいない町村は後回しにする姿勢が明確です。
このおじいさんは、本当に考えていることが行動と言葉に明確に現われます。


さらに、市長会長を務める矢崎茅野市長は

昔の長野詣でみたいに県に依存しておねだりするのは現実的に不可能、県の財政は厳しくお互いに優先順位を決めて、施策を決めることが必要

と強調しましたとか。


平等におねだりできませんので、優先順位、すなわち序列をお互いに設定しましょうとなります。
これって何かに似てると思いませんか?
そうです、官製談合がこのような意思統一の下に始まります。


彼らの言葉のどこを探しても、「県民の利益」が見当たらない。
当事者である、知事と市長の相互利益で施策が決められていく構造が出来上がっていきます。
県民不在の県政がはじまることを、彼らの言葉が示しています。


SM新聞じゃなかった、信濃毎日新聞の記事になると、差しさわりのない表現に変わってしまうので目に付きませんが、
テレビ報道だとごまかすことができないのが利点です。
映像ライブラリーは、県民が信頼できるニュースソースとして活用していきましょう。


でも、6日に行われたはずの町村会の役員会は一切報道されない。
村井知事が22%の県民に対してどう言ったのか大変に興味があるんですが・・・。