・側近人事と親衛隊
長野県の課題をどう解決していくか、政策や数値目標をまとめる県の中期計画、
「長野県総合計画」を話し合う審議会の委員に15人が就任することになりました。
委員に就任するのは、スペシャルオリンピックス日本の細川佳代子名誉会長、
連合長野の近藤光会長など15人です。
「長野県総合計画」は、村井知事が就任直後から策定すると約束していたもので、
県のさまざまな課題について政策や5年間の実施スケジュール、数値目標などを盛り込みます。
県の将来像を考える有識者の集まりだと思うのですが、不可解な人選も。
連合の近藤会長といえば、村井知事の親衛隊長に他なりません。
県総合計画の策定に、知事選で「輝く明日の長野県を考える会」の代表世話人として奔走した
村井知事の身内がかかわることの異常さは改めて言うまでもないでしょう。
村井知事の初登庁で親衛隊を引き連れて颯爽と行進した様子を覚えていますか?
右上の画像がそれです。
県の職員でもない部外者が二名従者として同行。
左は後援会長の安川英昭・セイコーエプソン相談役、右後方は近藤光・連合長野会長。
さらに、スペシャルオリンピックの細川佳代子名誉会長は、知事選の最中、
熊本からわざわざ出てきて村井候補の支援講演を行っている。
選挙の支援組織からは、選対本部長を副知事に据えているのが、それだけでは物足りないらしい。
どこまで、身内のイエスマンで固めるつもりだろうか。
「イエスマンは置かない」と言って、これだけイエスマンばかりを配置できるのは、
村井知事ならではの無神経ブリがあってこそですね。