・鳥インフルエンザを招くふるさとの家

駒ヶ根ふるさとの家HPより駒ヶ根市は「駒ヶ根ふるさとの家」という、お荷物施設を抱えています。

前市長の中原正純による箱物大好き行政の副産物で、多額の赤字が市の財政を圧迫しています。

この4月1日より管理会社が替わり、「株式会社トヨタエンタプライズ」が運営責任者となったようだ。

ころころと管理会社が替わるところからして、順調な経営状態ではない様子が伺える。

市長の施政方針に盛り込まれている施設だから、駒ヶ根市が最終的な責任を負う施設であることは間違いない。


さて、このお荷物施設がとんでもない爆弾を抱えていることを知っている人はほとんどいない。

話はちょっと飛ぶが、2月27日、愛知県豊橋市うずら飼養農場で高病原性鳥インフルエンザが発生した。

豊橋市のウズラ飼育農場から見つかったのは高病原性鳥インフルエンザウイルスのH7型。

愛知県は同農場の消毒作業を行い半径10キロ以内の鳥や卵の移動を禁止。


全国の養鶏場では、渡り鳥との接触を含めてウィルスの侵入の防止に必死になっている。

駒ヶ根市内の養鶏場でも細心の注意を払っているようです。

しかし、養鶏場外の鳥でもウィルスに感染すれば、その周囲にある養鶏場は出荷停止の処分を受ける。

個人で飼っている鶏でもまったく同じ処置を受ける。


駒ヶ根市で、鳥インフルエンザというと新型インフルエンザの予防処置にばかりに目が行ってしまい、鳥インフルエンザウィルスの伝播防止には無頓着。

その証拠が、市の施設で鶏を放し飼いにしていることにある。

前述のふるさとの家では、HPで放し飼いの様子を掲載しているのだからあきれてしまう。

この鳥がウィルスに感染したら、市内の養鶏場が多大な損害を被ることに配慮がまったく行き届いていない。

駒ヶ根ふるさとの家は、新規就農研修の拠点施設と位置づけ農林課が担当しているのにだ。


行政の危機管理が機能していないことの現れの一つだが、市役所の機能が著しく低下している結果でもある。

このブログを常時ウォッチしている市の職員さんや杉本市長親衛隊の皆さん。

すぐに手を打ちましょうね。