・伊那市民は変化を望んでないのかな

盛り上がりませんね、伊那市長選挙。

検索で訪れるアクセスも驚くほど少ない。

記事で関与したことがある市長選挙クラスだと、多い時で数千件、少なくとも数百件は情報を仕入れに来るのがいつものことです。

ところが伊那市長選挙は、十数件!!!


伊那市長選挙でググッてみても、ニュースソース以外は、うちの他はボンクラ議員と一郎のブログがヒットするくらいのもので、伊那市民が積極的に情報を発信しているわけではない。

情報がないからネットに求めないのか、ネットに求められないから情報が出されていないのか、どちらなのかはよく分かりません。

分かっているのは、盛り上がらないほど現職もしくは、その後継候補が強みを発揮するということです。


マスコミの調査によると、伊那市民が望むのは「医療や福祉の充実」が37.4%、「行政改革と財政健全化」が31.1%で共に3割超。

野口候補の政策への支持がもっと高まってもいいはずです。

市政の現場にいて「医療や福祉」を削り、企業に投資してきた白鳥候補が「行政改革と財政健全化」を唱えるのはおこがましいにもほどがありますが、情勢は白鳥氏がかなりリードしている様子。

マスコミが一歩リードと書いている場合は、かなり差があるとみていい。

わずかの差ならリードとは書かないから。


批判が少ない現職の後継候補を落とすには、一生懸命に選挙運動をやっても無理。

落とすための明確で強力な戦略がなくては太刀打ちするのは難しい。

良い政策と頑張る支援者がいても善戦で終わってしまうことが多い。


伊那市長選挙がそのような結果に終わらないためには、今晩の選対会議が大変重要になる。

起死回生の秘策を夜通し練るくらいの意気込みが求められていると思います。

現市政への批判が少ないことを理解しているなら批判票を期待していてはだめで、現市政の良いところは追認する姿勢を示したうえで改革の方向性の違いを明確にした方がいい。

批判票よりも圧倒的に多い、小坂市政容認票をいかにして横取りするか。

ここに気が付いていれば良いんですが。


上伊那広域連合のゴミ焼却計画を容認している市民が過半数を超えているという現実を踏まえた選挙戦術ができているのかという疑問を野口候補支援者の皆さんは今一度考えてみてください。