・高島陽子が普天間批判で社民支援

社民党県連、参院選県区の候補擁立を断念

6月24日公示、7月11日投開票の見通しとなった参院選県区(改選定数2)で、公認候補の模索を続けていた社民党県連(竹内久幸代表)は11日、擁立を断念する方針を固めた。支持労組などと12日に長野市内で開く参院選総合選対委員会で正式に報告する。

社会党時代を含め、社民党参院選長野地方区、県区で公認候補擁立を見送るのは初めて。他の政党ではこれまでに民主党が現新2人、自民党共産党みんなの党がそれぞれ新人1人を県区に擁立している。社民党の擁立断念により、政党対決の構図が事実上固まることになる。 =信濃毎日新聞 6/12=

     ◇                    ◇

社民党が擁立を見送ったことで、民主党の高島陽子への支援に回る可能性が出てきた。

民主党からは北澤俊美防衛相も出馬を予定しているが、普天間基地問題で対立した社民党が支援することはあり得ない。

民主党本部の基地問題への取り組みを批判している高島氏への支援なら筋が通る。