・断熱材の廃材を産業廃棄物にしない

断熱リフォームの最重要アイテムは、もちろん断熱材です。

今回のリフォームではカネライトフォームの30mmを使用しました。

日本国中が巻き込まれているグラスウール不足が採用の決め手でした。


筋交いの隙間に切り刻んではめ込んだので、大量の端材が残りました。

貴重な建材ですが、このまま捨てれば厄介な産業廃棄物に変身します。

素材の機能としては何も変わらないのに、使う側の都合で名前と扱いが大きく変わってしまうんです。


我が家のことですから、このまま廃棄物というゴミにすることはありません。

すべて利用尽くします。

まずは、すべてのカネライトフォームの端材を集めて、ブルーシートに広げて乾かします。

6坪のブルーシートに重なり合って載っているので、元のパネルの枚数にしたら、少なくとも12枚以上はあるということです。

浴室と脱衣室の天井に断熱材として採用することにします。

現状はグラスウールですが、湯気でグラスウールが濡れてしまっているので、湿気に強いウレタンフォームに変更です。

長方形を選んで、野縁の寸法に合わせてパズルのように組み合わせていきます。

野縁が均等に取り付けられていないので、9ブロックのすべてが違う寸法になって、合わせるのに手間がかかります。


浴室と脱衣室は合わせて2坪の広さです。

野縁にはめ込んで2坪、さらに上に重ねて合計4坪。

ここらで長方形の端材は終わって、残るは台形や多角形、小さな切れ端。

大きさも形もバラバラなものを一面に敷くのは大変です。


カネライトフォームを三重に敷いて、グラスウール100mmを重ねれば次世代省エネルギー基準の天井断熱性能になります。

貫流率は0.216 (W/m2・K)。

さらに、小さな切れ端をランダムに敷き詰めれば、廃棄するカネライトは無くなるし、断熱性も若干向上すると思います。


捨てれば産業廃棄物でも、使えば資源ですよ。

本日の発電量 66.0kwh

連日の最大発電量の更新ですが、第一発電所はパワコンの容量で発電量が切り捨てられてしまってしているので発電効率が悪化の傾向。