・冬の電費低下はヒーターと回生発電が原因

急に秋から冬に突入したので、リーフ(電気自動車)の変化が顕著に現れました。
気温とエネルギー消費の関係をグラフ化したものが画像です。

電費(ガソリン車の燃費に相当)は気温の影響をもろに受けています。
グラフから読み取ると最も大きな要因は「車内機器が消費した電力量」です。
これは主にヒーター負荷です。

見過ごせないのが「ブレーキが発電した電力量」です。
寒くなると回生ブレーキの発電量が低下しています。
バッテリーの充電効率が温度の影響を受けているのでしょう。

駆動モーターが消費した電力量は気温の影響をほとんど受けていないので、発電量の低下とヒーター電力の増加で電費が下がっているようです。
発電量の低下はユーザーとして対応するすべがありませんが、ヒーターの使い方なら工夫の余地がある。

自動車の暖房は家に例えれば全館暖房ですが、運転手一人だけの場合や後部座席に人がいない場合に全館暖房の必要はありません。
局所暖房で無駄を省ける余地があるはず。
とりあえずシートヒーターを取り付けて太ももの下側と腰を暖めることにしました。

さらに、人は三首(首・手首・足首)が暖ければ寒いと感じにくいので、それぞれに効果的な保温衣類を工夫しようと思います。
厚着して寒いのを我慢するのはカッコ悪いですからね。

それでも寒い時には足元の床暖を考えています。
すでに足元の断熱性は向上させましたが、さらに20W程度のヒーターを敷けば十分な効果が得られるはずです。

居住空間を効率的に暖房する方法は、住宅に通じるものがありますね。