EVの燃費計算_ガソリン車との比較

リーフなどのEVは走行のエネルギー効率を表現するのに「電費」を用いる。
一般的なガソリン車で用いられる「燃費」との比較が判りにくい。

アメリカのEPAでは33.7kWhを1ガロン(約3.785リットル)としているからこれを採用すると、8.9kWh/Lまたは0.112L/kWhが基準値。

電費10km/kWhは89km/Lということになる。

カーウィングスデータによると、うちのリーフは2014年の年間平均電費が9.2km/kWh。
すなわち81.9km/Lという、すごい燃費で走っていることになる。

電気は遠くの発電所から運ばれる送電ロスもあるから、実質はさらに低くなるという考え方もある。
一方で、うちの電気は消費量を越えて太陽光発電で電力会社に供給しているから、ロスはほとんどないとも見なせる。

出先の急速充電だと燃費が若干下がるかもしれませんが、日常の自家充電なら燃費80km/L以上だと言っていいと思っています。
平坦路がほとんどない中山間地で実用燃費が80なんて車はハイブリッドはおろかPHVでもないでしょう。

EVはガソリン車に比較して圧倒的に環境性能が高い。
特に、自分で発電しているユーザーが乗るEVの優位性はずば抜けています。

日本のJC08モード電費も燃費換算を加えれば、一般消費者に誤解を与える「リッター100km達成」なんて表現が無くなるのになぁ。