日産リーフのユーザー車検

ユーザー車検を受けてきました。
場所は、北陸信越運輸局長野運輸支局松本自動車検査登録事務所という長〜い名前のところです。

別棟で用紙や印紙を購入して、必要事項を記入した書類一式を窓口に提出します。
web予約した際に与えられる予約番号が必要です。

検査ラインは、ガソリン車と全く同じですが、EVは排ガス検査は素通り。

事前にディーラーで予備検査を受けているので、問題なくすべての検査を通過しましたが、電動パーキングブレーキはテキパキが求められるこうした環境には不向きと実感。
最後に総合判定所でチェックされますが、「排ガス検査は?」と問われ『電気自動車です』、「あ、そうか・・・。」と検査官。

窓口に戻って検査済みの書類を出すと、トイレで用足している程度の時間で新しい車検証が出来上がります。

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実は、モーター刻印でジタバタしました。
EVカスタマーセンターに教えてもらった情報が間違っていました。

EVカスタマーセンターでは「モーターの刻印はボンネットを開いて左上部にあるプレートです」
エンジンだと刻印してあるがモーターってそういうものなのかと素直に信じたのが間違いでした。

検査場で担当した検査官がリーフのモーター刻印の場所を知らなかったために「刻印はどこ?」、『これだと教えられていますが』、「それは、はがせるから違う」。
検査官はモーター周りを探すが見つからない。「見つからなきゃ(検査に来ている)日産の人が教えてくれるって言ってるけど」と言いつつ探す。
先輩検査官が来て「確かこの辺りだったはず」と下の方にライトを当てて「あったぞ、ココ」
ピンポイントを照射するハンディライトが無いと、見えないような場所にありました。

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費用は、検査にかかる手数料が1,800 円(印紙400円、証紙1,400円)、用紙代30円で合計1,830円でした。

法定費用等は下記の通り。
自賠責:27,840円
重量税:10,000円
24ヶ月点検整備:19,494円(光軸とサイドスリップ調整代、予備検含む)
合計57,334円

総合計は59,164円

ZESP会員だと車検費用(24ヶ月点検+α)が無料ですが、それでも合計で5万円くらいの車検費用になります。
EVSPとZESPの差額500円×36か月=18,000円を前払いしている費用を加算すると、メンテプロパックで1万円を前払いしているEVSP会員でもディーラー点検+ユーザー車検ならほとんど同額ですね。

安価な民間車検だともう少し安いところもあるかもしれませんが、リーフに不可欠のコンピューター診断が受けられないから安かろう悪かろうです。

※光軸とサイドスリップ調整が必要だった理由は、路面の陥没にはまってタイヤがピンチカットするほどの衝撃を受けたことが影響していると思われます。(タイヤ代は行政から保険金が支払われました)