エアコンを使いこなす 1

リーフのエアコンは賢いところがある反面、融通が利かない。
特に初期型は、かゆいところに手が届かない。
イオニアの悲哀と割り切っているが・・・。

一番困るのは、エアコンを起動しなければ窓ガラスの曇りを取り除けないところ。
外気導入だけで曇り取りする機能が無い。
必ず、足元送風とセットになってしまう。

暖房とデフロスター機能が切り離せないから、節電しながら曇りを取れない。
寒さは衣類で調整できるが、窓の曇りは室内外の温度差と表面温度で結露するので、加温して除湿するのが一番効果的。
きれいに磨いて結露しにくくするのは前提としても、せっせと結露を拭き取りるというのは王道じゃないし。

融通が利かない初期型リーフのエアコンだが、できる限り節電しながら窓を曇らせず、寒さを和らげる使い方を見つけたいと思って試行錯誤しています。
その過程で、気が付いたことを備忘録的に記録します。

まず始めに、エアコン(ヒーターまたはクーラー)が起動する条件から。

リーフ(初期型)でエアコンが動くには、
1)乗る前エアコンは、充電ケーブルが通電状態にあること。(通電しなくても15分は可)
2)走行時エアコンは、充電ケーブルが接続されていないこと。
3)走行時エアコンは、ブレーキを踏んでメインスイッチをONにすること。(メインスイッチ二回押しだとヒーターが作動しない)
4)急速充電中エアコンは、クーラーを止めるとヒーターも効かなくなる。
など書きだしたらキリがない。
さらに、MC後だと異なる挙動だし、EVカスタマーセンターでも理解できていないほどに複雑です。

AUTOエアコンとなってますが、ユーザーの思いのままに自動になるのではなく、車が判断して勝手に作動してしまう印象です。

つづく。